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中心モデルKaoRiが暴露した天才アラーキー・荒木経惟の裏側。ダメだこりゃ
クリムゾンばら 

「天才アラーキー」でご存じ荒木経惟(77)。このブログでも「おっと間違いた」のフレーズをしばしば拝借させていただいている。Wikipediaでこの荒木経惟の項を見ると



「ダンサーのKaoRiとは2002年ごろから共同作業をおこない、生涯のモデルとして長期の撮影を続けている」



と紹介されている人物がいる。そのKaoRiが4月1日、instagram上に「その知識、本当に正しいですか?」というタイトルで荒木経惟を糾弾する文章を発表している。



ごくごく簡単にザックリまとめてしまえば、荒木経惟は撮影の立ち上がりからモデル・人としての扱い、発表、ギャラの支払い、肖像権・著作権の管理まですべてにあまりにもいい加減で、クレームを出してもその対応がまたひどく、横暴極まる、もう限界だ!! というものである。



たしかに文章を読む限り荒木経惟のやり方はシドイ。まったくプロの仕事ではない。KaoRiと荒木経惟の関係は限界を迎えるまでの16年間、完全に写真家とモデルであり恋人関係にはなかったというから、KaoRiの告発する事実関係が正しければ、荒木経惟としては「私写真」をいいわけにするわけにもいくまい。



それでも「私写真」をいうならば荒木経惟による収奪と虐待の記録、ということになってしまう。荒木経惟の“ミューズ(muse=女神)”、KaoRiは自殺寸前まで追い詰められていたそうなのであるから。



芸術至上主義とは芸術の無償性・自律性を主張する立場で、もともとは「芸術のための芸術(L'Art pour l'art)」という言葉からきている。しかしそれをなすのは人間である。まったく社会性や倫理まで排除するわけにはいかない。しかも取り扱っているのは“芸術”というはなはだ定義の曖昧な概念である。おのずと一線は引かれるであろう。



とかなんとかいう以前に、KaoRiの告発を読む限り、それは芸術のために行われたのではなく、ただ荒木経惟の経済と名声、有名のために行われてきた感じがする。だとすればきわめて醜悪である。



さて、ここでもうひとつ考えなければならないのはワタクシ、男の性的幻想についてである。20世紀末にあれだけ人口に膾炙した荒木経惟の「私写真」にワタクシはなにを見ていたのか? である。



それは女のハダカというよりも、天才・アラーキーの性をめぐる冒険、みたいなものだったのである。果たしてこれは虚か実か、半信半疑のままいささかの羨望と憧れを含めて、チョビ髭ピーターパンの大立ち回りに見入っていたのである。



どこまでいっても直截に現実に依存しなければならない種類の写真という表現の、限界とおもしろさというものもそこにはたしかにあった。



だがしかし、荒木経惟ピーターパンの「私写真」を現実として体現できる女、つまりギャラリーの公衆の面前で全裸で写真を撮られて喜ぶ女、みたいなのがいるか? とレーセーにレーセーに考えてみればそんなものごくごく特殊な方々を除いては存在しえないのである。



その常識をいつももち続けなければならないのだけれども、ワタクシのような男はギラリン!!(byダイヤモンド☆ユカイ)と空からエッチな気分が降ってきたとたん、あーもんあーもん宮本あーもん(by桑名信義)的に身悶えし、いやよいやよも好きのうち、みたいな世界観に捕まってしまうのである。



なにをいっているのかおわかりいただけるであろうか? たとえば女は受け身で被虐嗜好があり、男は攻撃的で加虐嗜好がある、と、封建時代さながらに妄想するのである。いやいやそんなにドマゾと呼ばれるほどの人間がウヨウヨしていればそのうち人類は滅びるでしょ。にもかかわらず。



百歩譲って、生物学的に女は受け身で被虐嗜好があり、男は攻撃的で加虐嗜好があるのだとしても、いつまでも暗黙の了解があるかのごとくそこに留まっていてはいけないのである。 いやよいやよも好きのうち、はもう金輪際許されないのである。そしてそんなことを妄想してついコーフンしてしまうワタクシは厳しく律せられなければならないのである。



何度も書いているけれども女系家族というか女系一族に生まれ育ち、以来ずーっと女に囲まれて生きてきたワタクシにしてときどきそんな妄想に走るのである。そんじょそこらの男のほとんどは危険人物なのである。AVタイトルを見ても分かるでしょ。しかしだからといってこれは文化コードの問題であって、先ほどの生物学的ウンヌンに直結するわけではないと思う。



あ、KaoRiは今回の告発について#MeTooの広がりとは関係がないと綴っている。連想されてあたりまえであるけれども、この文章もそれとは関係がない。時代がようやくここまできたということである。



男は、女を収奪し虐待することが少しでも大目に見られるような文化コード、女なんてなんだかんだいいなながら結局はいいなりになる、みたいな妄想とはオサラバしなければいけない。おそらくいまの世代ではムリであろうけれども、まずは自分のなかから排除していかなければならないのよ。表現について法律でグチグチやられる口実もつくりたくないでしょ?



ちなみに荒木経惟は前立腺癌による網膜中心動脈閉塞症のため2013年末に右目を失明。 2014年には、撮影したポジフィルムの右部分を黒マジックで塗りつぶした新シリーズ「左眼ノ恋」を発表している(Wikipedia)。最近では木村拓哉(45)、二宮和也(34)共演の映画「検察側の罪人」のポスターを撮影したそうだ。



ご本人のご意向はともかく、荒木経惟、すでにオーソライズされた大物である。それがKaoRiに対して営業妨害で訴えるとかなんとかまでいってきたそうである。明らかにパワハラである。オフィシャルサイトにはいまもKaoRiの写真が何葉も堂々、デカデカと掲出されている。イヤだイヤだ。



どうするんだろね。(了)




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